では今日書くのはこの記事に対して。
Trump executive order: Million sign petition to stop UK visit - BBC News
100万人以上が“トランプ大統領にState Visit (公式訪問?)しに来てほしくない”という請願に署名をしている。
公式訪問とは
ではまず、公式訪問とは何か。
盛大にエリザベス女王が他の国の大統領・首相をお迎えし、もてなす事。
ゲストは数日滞在する。
初日はGuard of Honourから始まり、150人規模の夕食会で終わる。
(ビデオ例を貼っておいた)
FULL VIDEO: Queen Elizabeth II hosts welcoming ceremony for Chinese President Xi Jinping - YouTube
The Queen's speech at the China State Banquet - YouTube
めちゃめちゃイギリスーーー!!!って感じだね。笑
まとめると、英国と招いた国の結束をより固める儀式と言えるだろう。
反対の声
100万人以上の署名が集まっているのには理由がある。
“トランプという人間を自国に入れたくない!”というのももちろんあるが、
7ヵ国に対し入国禁止令を実行したというのが大きいだろう。
イギリスは平等や人権に対してすごくうるさい国だ。
これは人間に限らず、動物に対してもそう。
毛皮のコートなんて羽織ってたら間違いなく白い目で見られるし、動物愛護の人に燃やされるまである。
だから普通の人でも禁止令を聞いた時は“え?”となると思うが、
イギリスでは“はーー、ふざけんな”となる。
ではイギリスの何処が一番署名しているかって?
Petition Map - built by Unboxed
大気汚染もそうだが、地図でパッと見れるって面白いよね。
あと100万という数だが、まだまだ増えるにしろ、
イギリスの人口が6410万だと考えると大した数ではない気もしないでもない。
どうなるか
ここからはhamuhamukunの見解になるが、
ほぼ間違いなく続行されるだろう。
メイ首相が真っ先にトランプ大統領と会ったのはアメリカと良い関係を作りたいからである。
(“築きた”いではなく“作りたい”としたのは、トランプが大統領だとこれまでの各国との関係はあってないようなものだと感じるから)
メイが現在一番気がかりなのはBrexit。
EU各国とは微妙な関係になる中、味方はつけておきたい。
そしてトランプ大統領はBrexitに大賛成である。
なら米英で固い関係性を作っておくべきだと考えているのだろう。
イギリス国民から反対の声があっても、すでに誘っている大統領に
“ごめんなさい、キャンセルでお願いします”と言えるわけがない。
そんな事をしたらイギリスという国の面子が丸潰れ。
そして公式訪問自体、
すでに何回も反対の声を押し切って、大統領・首相を招いている。
Donald Trump petition: What is a state visit? - BBC News
賭けても良い、公式訪問はそのまま続行する。
逆にキャンセルされたらびっくりだよ!!