ミュンヘンから行ったんだけど、これねぇ、遠いよ!!
行き乗り換え4回、帰り3回。
片道3時間30弱!!あわわー、泡ふくレベルだぜー
その日の朝に“よし、ここ行こう!”ってなったから行ったが、普通に計画立てるなら外すよね。笑
でもね、行って良かった!!
正直、次の日に行ったノイシュヴァンシュタイン城より良かったと思う。
Rothenburg ob der Tauber
ロマンティック街道に属するローテンブルグ。
可愛い感じの家と街並み。
そして市壁に囲まれている!!
進撃の巨人の調査兵団が帰ってきそうだ!
(実際こんなとこから帰ってこないし、舞台はネルトリンゲンと言われているが)
この市壁を駆け回るのもわりと楽しかった。笑
で、ここでちょっと歴史を挟もう。
第2次世界大戦時、この街は空爆を受けている。
その際、300以上ものの建物が壊され、壁も600m以上崩された。(全体の約45%)
完全に破壊されてもおかしくはなかったが、アメリカ長官が降伏するよう話し合いに行き、そこに配属されていたドイツ軍守備隊長はそれに応じたのだ。
再建の寄付は全世界から寄せられ、市壁に寄付者の名前が貼られている。
日本からも意外に多かった。
面白いのもあるぞー。例えばこんなの:
年代も随分違う。
中世犯罪博物館
友達が“拷問ミュージアム 、拷問ミュージアム”言うからそうなんだと思ってたけど、犯罪ミュージアムだったのね。
“拷問。。うわー、後味悪そう”とか思ってたけど、けっこう面白かった!
ただし、やっぱ拷問の部分は胸糞悪かった。
何がって、拷問の目的が自分は罪を犯しましたって吐かせるためってとこ。
ようは冤罪でも積んでる。
認めなければ拷問はやったと証言するまで続くし、やったと言えば死刑が与えられる。
もちろん、拷問中死ぬものも少なくない。
何が法だ。
ただ面白かったのが、犯罪に対する処罰。
その中でも興味深かったのが恥辱刑。
ようは公共の場で笑いものにする。
目的は犯罪を繰り返さないようにする事。
社会の中で暮らす人間にとっては以外に効果的かも。
(小さい街なら尚更)
そしてやり方も様々。
右の写真の、前方で樽に入っているのと首かせをしているのが一部の例。
あとこれね。
様々なお面があり、男性用、女性用と分かれていたりもする。
これを付け、立たされたらしい。
ちなみに一番左が女性用。
センス良いのもあるよねー。笑
あと一つ非常に面白かったのが死刑執行人の事。
まずマントを羽織り、仮面を被る。
マントはまあ、わかるとして、何故お面を被るか!?
中世では悪魔や呪いが存在すると思っていた。
で、死刑を言い渡された人は処刑場にて、表情で呪いをかける事が出来ると信じていたのだ。
だからこのお面は自らを守るためのもの。
姿形はまた様々でこれはその一例。
また、死刑執行人は呪って欲しくないという想いから、必ず許しを請うていたという。
まとめ
めちゃめちゃ遠いものの、行って良かった!!
可愛いし、すべてが新鮮だった。
おすすめの街です。